2010年8月25日 文化庁支援事業垂れ幕設置  
 当館が進めている「御城下絵図を読み解き、まちづくりに活かそう!」(文化庁支援事業)の事業告知用の垂れ幕を、このたび徴古館外壁に設置しました。来月からは事業の一環として城下探訪会が始まり、11月からは城下絵図展覧会を開催予定ですが、事業を広く告知して多くの市民の方々の参加を募っています。垂れ幕は事業終了の来年1月まで設置する予定です。

2010年7月26日 佐賀藩の間尺調査(文化庁支援事業)  
 「佐賀城下絵図を読み解き、まちづくりに活かそう!」(文化庁支援事業)では、佐賀藩における間尺(寸法の基準)も読み解きテーマのひとつです。江戸時代の寸法は地域によって基準が異っており、佐賀城下町の屋敷帳には、十進法に基づく独特の寸法表記が見られます。佐賀藩の一間や一尺は、一体どれくらいの長さを示すのか。これを知るには、実地測量によって求めた現在の長さと、屋敷帳に記載されている間尺を比較する必要があります。そこで26日、初めての実測作業を武家地の鷹師小路東側(現在の赤松校区水ヶ江地区)で行いました。8月中には他3校区の実測を終え、数値を確定していく予定です。

2010年7月24日 ワークショップ「銅板・草・折り紙で、いきものを作ろう!」  
 7月20日から始まった第50回展「いきもの大集合! ―美術にみる動植物」。本展では鍋島家の美術工芸品にあらわされた動物・植物・空想上のいきものなどが約90種類も大集合し、大人から子供まで楽しめる内容になっています。24日には子供向けのワークショップ「銅板・草・折り紙で、いきものを作ろう!」を徴古館2階フロアにて開催しました。折り紙でカタツムリやカニの親子を折ったり、シュロの葉でバッタを作ったり、銅板でテントウムシやカブトムシを作ったり。参加した子どもたちは楽しみながら取り組んでいました。次回は8月21日(土)に開催します。夏休みの思い出作りにいかがでしょうか。

2010年6月7日 御城下絵図のスキャニング(文化庁支援事業)  
 当館が進めている文化庁支援事業の一環として、当会が所蔵する佐賀城下絵図の高精細データ化作業がこの日から始まりました。4日間で9点をスキャニングしてデータ化し、絵図中の微細な文字まで判読できる高精細画像を作成する作業です。今後はこのデータをもとに、複製パネルや冊子などを作成し、読み解き作業を進めていきます。

2010年6月3日御城下絵図の撮影(文化庁支援事業)  
 当館が進めている文化庁支援事業では、佐賀城下絵図の集成作業をひとつの柱としています。6月1日に行った絵図のデータ化作業に引き続き、この日は長崎歴史文化博物館所蔵の佐賀城下絵図を撮影させて頂きました。サイズは小ぶりながら、これまで佐賀で知られていた各種の絵図には見られない表記がある絵図で、今後の読み解き作業が楽しみに待たれるところです。

2010年6月2日 第1回連携事業者打ち合わせ会(文化庁支援事業)  
 5月24日から始まった文化庁支援事業は、当館が核となり市民団体などと連携して実施する事業です。この日、各団体の代表者が出席して第1回目の連携事業者打ち合わせ会が徴古館で行われました。昨年度は4団体が連携して実施しましたが、本年度は新たにNPO法人や大学研究室などの4団体を加えた8団体が連携し、読み解き作業を進める計画です。

2010年6月1日 御城下絵図の撮影(文化庁支援事業)  
 昨年度に引き続き本年度も、徴古館が市民団体などと連携して実施する「御城下絵図を読み解き、まちづくりに活かそう!」(平成22年度文化庁美術館・歴史博物館活動基盤整備支援事業)が採択され、5月24日から事業が始まりました。まずは佐賀城下絵図のデータ化作業の第一弾として、県立美術館写真室にてデジタルおよび4×5フィルムによる絵図の撮影を行いました。本年度は佐賀城下絵図の集成も事業の柱としており、この日は当会所蔵の絵図に加え、武雄市図書館・歴史資料館や個人所蔵の佐賀城下絵図も拝借して撮影しました。

2010年5月30日 第9回研究助成研究報告会  
 郷土佐賀に関する研究を支援する当会研究助成の第9回報告会が徴古館2階で開かれました。昨年度に助成を受けた3名2団体による歴史、生物、文学など多彩な報告ののち、各研究者に対し佐賀大学名誉教授の井上敏幸先生より講評、ご助言を頂きました。今回の報告は以下の通り。@安永浩「明治期以降の小川島漁場での捕鯨業の展開」、A大塚俊司「戦国期肥前国における大名・国人の偏諱授与」、B五島昌也「くど造り民家の再検討」、C佐賀県立武雄高等学校科学部「外来魚による溜池の魚類相の変化と産卵床を用いた外来魚駆除の試み」、D浦田義和他4名「佐賀県の女性文学を探る ―明治以降」。これらの研究成果は来年秋に刊行予定です。

2010年5月25日 陶磁器の調査  
 7月20日から開催する「いきもの大集合! ―美術にみる動植物」の準備の一環として、佐賀県立九州陶磁文化館特別学芸顧問の大橋康二氏に依頼し、陶磁器の調査を行いました。動物をモチーフにした陶磁器を中心に、未調査の資料の時代や産地を丁寧にご教示いただきました。
 次回展では伊勢海老や亀や牛など、陶磁器のみならず絵画や漆器、染織など他分野の美術工芸品の中からたくさんの動植物たちが大集合します。どうぞお楽しみに。

2010年4月7日 第10回研究助成認証式    
 郷土佐賀の研究を奨励するための財団法人鍋島報效会研究助成の本年度分が決定し、徴古館において認証式が執り行われました。本年度の研究内容は以下の通りです。
 野上建紀(45)「肥前陶磁の海上交易ネットワークの研究―鄭成功一派の拠点を中心に」、平岡隆二(35)「近世初期佐賀における測量術〜佐賀とスコットランドに現存する測量器具「大円分度」の比較研究〜」、田中由利子(62)「脊振弁財嶽国境争論と鍋島氏」、研谷紀夫(35)「鍋島直正の葬儀と国葬の成立に関する基礎的研究」