古賀穀堂像

古賀穀堂像

こがこくどうぞう

 

佐賀藩士で儒者の古賀穀堂(1777~1836)は、貞丸(のちの10代佐賀藩主鍋島直正)が6歳の時から江戸に赴き侍講(学問上の教育係)となり、藩主就任後は内役トップの御年寄として藩政を補佐した。のちに直正はその恩を回顧して「海山の如し」と表現し、穀堂病没直前には「父子親の如し」として孝心を表している。直正の人格・思想形成上もっとも影響を与えた人物のひとりである。

昭和時代初期
北島兵一

竪68.0cm 横40.8cm


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