収蔵品紹介

催馬楽譜

さいばらふ

催馬楽とは宮廷歌謡のひとつで、日本古来の歌謡を唐楽の拍子・旋律に合わせて編曲したものである。13世紀以降、催馬楽の演奏は衰退し応仁の乱の後には廃絶したが、17世紀に入り古譜に基づいて復興された。雅楽の旋法は律と呂に分かれるが、本品は飛雲文様のある料紙に押界を施した上で、律詩24首・呂歌36(内3欠)首を収め、万葉仮名を用いて温雅な楷書で記されている。鎌倉時代の宗尊親王筆と伝わるが、11世紀中頃の名筆の手になり、現存する催馬楽古写本うち最古のもので、国宝に指定されている。

平安時代後期(11世紀)
(伝)宗尊親王

竪25.5cm 横16.7cm

掲載図録

●「鍋島家伝来雅楽器」(平成18年)


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