収蔵品紹介

南天に雀蒔絵印籠

なんてんにすずめまきえいんろう

10代鍋島直正は明治2年(1869)8月16日に大名として最高位の大納言の宣旨を受け、同月28日には病のため参内にあたって杖の使用が認可された。その日に朝廷から拝領した印籠が本品である。胴張形の金沃懸地に南天と雀を薄肉高蒔絵で表している。南天の葉は青金を蒔き暈し、実は朱漆、雀は朱金に銀蒔絵が施される。底部に金蒔絵銘「松月」があり、太鼓と笛に紅葉散らしを象牙で表す根付には「景利」の短冊銘がある。

江戸時代後期~明治2年(1869)
松月
10代鍋島直正  伝来
縦9.0cm 横5.8cm


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