収蔵品紹介

黒漆塗雷文花枝円文散蒔絵行器

くろぬり らいもんかしまるもんちらしまきえほかい

蓋の表を大きく盛り上げた印籠蓋造りの行器。行器とは、食べ物などを入れて運搬する道具。内外に黒漆を塗り、外面に雷文繋ぎを地紋風に、花卉円文を上紋風に散らしている。花卉円文は、蓋表に椿、梅、菊を、側面に萩、薔薇、桜、沢潟、牡丹、蒲公英、水仙、芙蓉を、足に牡丹唐草をそれぞれ配する。器の表面を埋め尽くすように模様が蒔絵される。

江戸時代後期


高58.5cm 径47.7cm

掲載図録

●「大名から侯爵へ ―鍋島家の華」(平成19年)


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