収蔵品紹介

烏鶴図

うかくず

右幅には満開の白牡丹のもとにたたずむ一羽の鶴を、左幅には白梅の古木のうえを飛ぶ一羽の烏を描く。作者の伊藤若冲は江戸時代中期に京都で活躍した絵師で、ひときわ個性的な作品を描いた。牡丹の花の胡粉によるデフォルメされた描写や、水墨の大胆で巧みな使用など、若冲の特異な描法が十分に発揮されている。右幅と左幅の対角線を意識した構図や静と動の対比もおもしろい。

江戸時代(18世紀)
伊藤若冲

竪116.2cm 横40.7cm


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