鍋島文庫について

 10代藩主鍋島直正(閑叟)が移転拡張した藩校弘道館跡にほど近い佐賀市松原に、佐賀県民や県出身者の寄附により閑叟公の銅像が建立され、大正2年(1913)11月10日、除幕式が挙行されました。

 これに感謝した11代鍋島直大公は、直正公が教育にかけた意志が生かされることを希望し、同日に県内初の私設の「佐賀図書館」を開設されました。

 同館は昭和4年(1929)県に移管され、佐賀県立図書館として今日に及んでいます。

 鍋島文庫は、旧佐賀藩主鍋島家に伝来した藩政資料に和漢書などを含めた資料群で、昭和38年の新館建設を機に13代鍋島直泰公によって県立図書館へ寄託されました。

 散逸を免れ、佐賀と東京で比較的まとまって残存したこの資料群は、藩士、分限、財政、宗門、人別、村勢、租税、治安などの文書、地誌・絵図類が含まれ、これに鍋島家が収集した和漢書・洋書を加えた約3万点で構成されています。

鍋島文庫の利用について

鍋島文庫の利用については、まず寄託先の佐賀県立図書館にお尋ねください。