収蔵品紹介

永田町鍋島邸西洋館

ながたちょうなべしまていせいようかん

永田町鍋島邸西洋館は、11代鍋島直大が明治15年(1882)に特命全権公使の職務を終えイタリアより帰国した後、約8年の歳月をかけて落成した三階建の建物。設計は佐賀出身で清水店(現・清水建設)の初代技術長だった坂本復経によって明治17年から行われ明治20年に着工したが、坂本の急逝により辰野金吾(一時、片山東熊)が計画監督となり明治25年に落成。大サロンや舞踏場、大小の応接室などを兼ね備えたものであった。明治25年7月9日には明治天皇の行幸、翌10日に皇后の行啓があった。大正12年(1923)の関東大震災で崩落。

明治時代


掲載図録

●図録「侯爵鍋島家と東京」(平成28年)


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