収蔵品紹介

染付大根文変形小皿

そめつけだいこんもんへんけいこざら

見込みを一本の二股大根でうめるという、大胆な図柄の染付変形小皿。糸切成形で、葉の形にあわせて上半分を変則的な輪花に形どっている。見込みの紗綾形地紋と大根の葉脈は、墨を用いて白抜きの文様を描く墨はじきの技法であらわす。実と葉の境が青みを帯びる様子や葉の裏表を呉須の濃淡で巧みに用い分けており、幾何学的な地紋と相俟って大根の白さを際だたせている。裏面の高台には鍋島焼の特徴の一つである櫛目文をめぐらす。鍋島焼の文様には有職文や吉祥文、花鳥文などが多く見られるが、人参や茄子など野菜を題材とした図柄もあり、本品は数百年の経年を感じさせない新鮮な感覚を有している。

江戸時代(元禄~享保) (1700-40年代)
鍋島藩窯

高2.7cm 口径9cm~11.7cm 底径4.7cm~7.5cm

掲載図録

●図録「名刀と古文書の世界」第2版(平成24年) ●図録「鍋島家伝来陶磁器名品展」(平成25年)


掲載図録はこちら(●図録「名刀と古文書の世界」第2版(平成24年) ●図録「鍋島家伝来陶磁器名品展」(平成25年))

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