収蔵品紹介

黒蝋色塗朝香宮家紋散蒔絵調度

くろろいろぬりあさかのみやかもんちらしまきえちょうど

13代鍋島直泰夫人紀久子の婚礼調度の一つ。箪笥や長持、文房具や化粧道具、飲食具など、24種類(うち22種類が現存)もの調度類すべてに朝香宮家の家紋を付け、納品に際しては「精々入念御調製」した旨を記している。黒江屋漆器店は元禄2年(1689)創業とされる老舗の漆器店で、現在も日本橋に店を構えている。黒江屋の商標は丸に柏マークであるが、これは19世紀初頭に呉服小間物屋の柏屋に経営権が移ったことに由来している。

昭和5年(1930年)
黒江屋漆器店
鍋島紀久子  伝来
竪40.5cm 横10.3cm 高7.3cm


  • 収蔵品トップへ
  • 収蔵品一覧へ
  • 前の収蔵品へ
  • 次の収蔵品へ

ページ上部へ戻る