収蔵品紹介

梨子地秋野蒔絵硯箱

なしじあきのまきえすずりばこ

蓋表には薄や紅葉などの生える水辺の景と満月を配して、秋の夜の景色をあらわす。蓋裏と見込みは斑梨子地とし、銀製水滴は一羽の鳥が飛ぶさまを象る。蓋裏に一面の琵琶をあらわし、左下隅に「古満安明作」の銘をいれる。古満安明の詳細は不詳ながら、江戸時代に幕府の御用蒔絵師をつとめた古満家一門の蒔絵師と考えられる。

江戸時代(18世紀)
古満安明

竪25cm 横14.5cm 高さ4cm

掲載図録

●「大名から侯爵へ ―鍋島家の華」(平成19年) ●図録「名刀と古文書の世界」第2版(平成24年) ●図録「神野御茶屋 ―殿様の別邸」(平成24年)


掲載図録はこちら(●「大名から侯爵へ ―鍋島家の華」(平成19年) ●図録「名刀と古文書の世界」第2版(平成24年) ●図録「神野御茶屋 ―殿様の別邸」(平成24年))

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