収蔵品紹介

能面 熊坂

のうめん くまさか

義経伝説に登場する大盗賊、熊坂長範は、能『熊坂』にも描かれている。『熊坂』には専ら「長霊ベシ見」や「熊坂」といった専用面が用いられるが、そのいずれとも異なる作品である。地方猿楽の面であろうか、能面を真似てはいても隔たりがあり、また、前述の三面とも異なった特徴を有する。面裏には「石作 花押」と彫られているが、作者の特定には至っていない。素朴な表現ながら力強さもあり、おもしろい作品である。

江戸時代


面長20.5cm 面幅17.5cm

掲載図録

●「大名から侯爵へ ―鍋島家の華」(平成19年)


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