収蔵品紹介

授爵書附

じゅしゃくかきつけ

明治2年(1869)の版籍奉還に伴い、明治新政府は公卿・諸侯(大名)の称を廃して華族とし、士族の上位に置いた。明治17年に至り華族令を制定し、華族を公・侯・伯・子・男の五等爵に区分し家格・勲功によって授爵し、国家に勲功ある政治家や軍人らも華族に列した。同年7月7日、36万石の旧佐賀藩主である鍋島家には、11代直大に侯爵が授けられた(侯爵24家のひとつ)。侯爵鍋島家はその後、12代直映、13代直泰と続き、昭和22年の日本国憲法施行により廃止された。

明治17年7月7日(1884)

11代鍋島直大  伝来
竪47.2cm 横63.6cm

掲載図録

●図録「侯爵鍋島家と東京」(平成28年)


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