平成29年度の展覧会

佐賀県内の博物館第一号として昭和2年(1927)に開館した徴古館。その建物と館名は90年を経た今にも継承され、年4回の企画展を通じて佐賀藩主・侯爵鍋島家伝来品をご覧頂けます。
展示スペースは1階のワンフロアのみ。常設展示はなく、企画展開催時期のみ開館しています。日常とは区切られた空間での逸品との出会いにご期待ください。

  

(パノラマ画像の展示品は、過去のものです)

平成29年度 開館スケジュール (常設展示はありません)


 

第80回展「鍋島直茂公没後400年記念 藩祖鍋島直茂公と日峯社」 

会期:平成29年5月29日(月)~7月29日(土)

鍋島直茂公は義兄弟にあたる龍造寺隆信公のもとで武功を重ね、隆信公没後には国政をリードして鍋島家の佐賀藩主としての地歩を固めました。のちにその言行は武士道論「葉隠」でも回顧され、安永元年(1772)には直茂公を祀る日峯社(現在の松原神社)が創建され、神となりました。本展では直茂公没後400年を機に、藩祖としての業績と後世における藩祖顕彰の様相を探ります。

 

 

 

第81回展「小城鍋島家創設400年記念 佐賀藩初代藩主の子供たち」

会期:平成29年9月4日(月)~11月4日(土)

初代佐賀藩主鍋島勝茂公の嫡男忠直公の早世により、2代藩主はその子光茂公が継ぎました。忠直公以外の息子たちの多くは分家を創設し、姫君は藩内の重臣家に嫁ぎました。本展は、平成29年が最初の分家である小城鍋島家の創設から400年にあたるのを機に、初代藩主による一門の創設を中心とした藩政運営の基盤づくりをたどる展覧会です。

 

 

 

第82回展「貢姫没後100年記念 鍋島直正公の長女 貢姫」

会期:平成29年11月27日(月)~平成30年1月20日(土)
(※年末年始休館 12月29日~1月3日)

佐賀城に生まれた貢姫は7歳から江戸で盛姫(鍋島直正公正室)の養育をうけ、17歳で川越藩主松平直侯公に嫁ぎました。6年後に直侯公が病没したのちは慈貞院と称し、大正7年(1918)に80歳で没するまで独身を貫きました。本展は平成30年が貢姫没後100年にあたるのを機に、文事をよく嗜んだ貢姫の書画や楽譜、直正公から送られた手紙などを通じてその生涯を振り返る展覧会です。

 

 

第83回展「鍋島家の雛祭り」

会期:平成30年2月11日(日)~3月31日(土) 
(※会期中無休/開館時間10時~17時)

明治から昭和初期の侯爵鍋島家歴代夫人が愛しんだおひなさまをご紹介する恒例の雛祭り。古写真をもとに往時の雛祭りにならった幅6mと5mの大雛壇は、豪華で品格を兼ね備えています。大雛壇の迫力と御人形の愛らしさ、細やかな雛道具の世界を存分にご堪能ください。