2017年2月 鍋島閑叟公銅像除幕式古写真

鍋島閑叟公銅像除幕式古写真

なべしまかんそうこうどうぞうじょまくしきこしゃしん
大正2年(1913) 縦9.5cm 横13.6cm

10代佐賀藩主鍋島直正(閑叟)公の生誕から100年を迎えた大正2年(1913)、佐賀城北御堀端(現・徴古館北東)に、県内外からの寄附金により銅像が建設された。11月10日の除幕式では、大勢の市民が見守る中、11代鍋島直大公によって銅像にかかる紅白の幕が取り除かれた。式辞を述べたのは、建設委員長を務めた大隈重信。
当日の写真をみると、シルクハットを被った参列者から踊りを披露する子どもまで、老若男女を問わず様々な人で賑わった。唐人町や岸川町など町名の書かれた旗もひるがえるが、旧城下の各町では競って電飾や作り物を凝らしたり、茶店や相撲を開催したりと、城下全体が奉祝ムードに包まれたという。
銅像は昭和19年(1944)に太平洋戦争のため供出されたが、それから70年が過ぎ直正公の生誕200年を迎えた平成26年、銅像再建に向けた募金活動が開始され、いよいよ来る3月4日には佐賀城二の丸跡にて除幕式が行われ、その英姿は幕末の雄藩・佐賀を
象徴する存在として再び現代によみがえる。