第90回展　佐賀県唯一の国宝と鍋島家の名宝

第90回展　「佐賀県唯一の国宝と鍋島家の名宝」展

令和2年5月25日(月)～7月25日(土)

東京と佐賀の地で守り抜かれてきた鍋島家伝来品が14代鍋島直要様より財団へ寄贈されて今年で20年を迎えます。これを機に本展では、佐賀県内唯一の国宝「催馬楽譜」をはじめ、国・県から重要文化財の指定を受けた「名宝」をご紹介しました。
この20年間で、新たに9件（17点）が佐賀県重要文化財に指定され、そのうち佐賀の伝統工芸として今に引き継がれる鍋島焼の開発を物語る、江戸時代初期の磁器2件（4点）は国指定重要文化財に昇格しました。佐賀の地で伝えられていく旧藩主家の「名宝」の品々を紹介しました。

展示室の様子

おもな出品資料

催馬楽譜	鍋島直正肖像写真	バッスル･ドレス
色絵山水竹鳥文輪花大皿	色絵椿文輪花大皿	色絵茶碗台共
蒸気船雛形 (外輪船)	蒸気車雛形	蒸気船雛形 (スクリュー船)
刀(長巻なおし) 折返銘「正平十□肥州末貞」	深堀家文書	青漆塗萌黄糸威二枚胴具足
マンドリンを持つ少女 (百武兼行筆)	紺紙金字妙法蓮華経	東遊歌神楽歌