第2代 鍋島光茂

(高伝寺蔵)

第2代 鍋島光茂 なべしま・みつしげ

寛永9年元禄13年(1632-1700)
初代藩主鍋島勝茂嫡男忠直の長男で、明暦3年(1657)祖父勝茂の家督を継ぎ2代佐賀藩主となる。室は2代米沢藩主上杉定勝娘の虎姫(柳線院/1635-57)、継室は中院大納言通純娘の甘姫(栄正院/1638-65/4代福井藩主松平光通養女)。天和3年(1683)三家格式を制定して三家(小城・蓮池・鹿島)を統制し、世禄制を実施した。寛文2年(1662)幕府に先んじて殉死を禁止。元禄4年(1691)佐賀城内二の丸に聖堂を建てた。元禄8年(1695)に隠居し長男の綱茂に家督を譲った。和歌を好み、また臨終の床で側近の山本常朝が伝えた古今伝授を受けた。従四位下侍従丹後守に叙せられた。法名は乗輪院殿全機良運大居士。